2008年10月10日金曜日

フェスタ2008・イベント概要

     

                                                                                                                                                                                                                                                
玉野みなと芸術フェスタ2008・イベント概要
NO.イベント名出演・担当概    要時期&場所
山田・東児イキイキ
写真コンテスト
玉野市民
芸フェス実行委員会
イキイキ写真の公募を行い、応募全作品をたまの東街道散策ノレートの拠点に展示します。写メールはスライド照射します。公募:9~10月
展示:11/22~24
散策拠点
開会式、
写真コンテスト表彰式
玉野市民
芸フェス関係者
市長を始め顧問の方々をお迎えして開催。
同時に「イキイキ写真コンテスト」の応募作品優秀者に対する表彰式を行います。
11/22(土)11:00~
11:30
しおさい中庭
.③100年祝いもちつき玉野市民
地区住民
専売支局建築100周年を記念した紅白の祝いもちをつきます。
11/22(土)11:30~
12:30、同上
獅子舞衣装ワークショツプ市内の児童・生徒
北野静樹
山田地区の獅子舞を意識して、獅子舞衣装を染めるワークショップを行います。作った衣装は、東街道散策ルートなどで着用し、フェスタの雰囲気を盛り上げます。11/22(土)午後
しおさい中庭
東街道ライブ山田三味線クラブ
山田小学校児童
山田の地の歌「浜子唄」と詩吟「山田人景」の、しおさい中庭での警火ライブです。11/22(土)17:30~
18:30
しおさい中庭
文化講演会
「狂言と地域文化」
狂言「仏師」
山田詩吟同好会
たがやはやお講師:狂言師・田賀屋夙生
実演:(すっぱ)田賀屋夙生
(固舎者)島田洋海
目本古典芸能の一つ「狂言」に関する講演と実演を鑑賞します。地区の方が狂言に興味を示し、塩田に関する新たな創作狂言をこの地に定着させて行くきっかけとします。11/23(日)17:00~
18:30
しおさい中庭
東街道・散策ルート
スタンプラリー
玉野市民
芸フェス実行委員会
東街道の各拠点を結ぶr散策ノレートマップ」を陶板で作り、各拠点に設置します。
ルートの各拠点に置かれたスタンプを全て押すと一つの作晶が出来上がります。
11/23(日)
散策ルート
東街道アート作品展参加アーティストフェスタに参加するアーティストによる作品を、散策ノレート拠点に展示します。11/22~24
散策拠点
専売支局100年の歴史展まちづくり講座
清水直人
100年の歴史を示す写真や遺晶などを展示します。11/22~24
散策拠点
カフェやまだ&古書館まちづくり講座
山田地区住民
レトロなカフェやまだでは美味しいコーヒーや抹茶を出します。古書館では昭和以前の古書や資料を展示します。11/22~24
カフェやまだ
&文書庫
じんぐるワークショヅプ山田地区/藤井氏じんぐる」という昔使われていた木製遊具への乗車を体験します。11/22~24
散策ルート拠点
山因の獅子舞獅子舞保存会目頃見ることの少ないクルーズ観光客に観て頂けるよう11/24に開催します。11/24(月)
しおさい申庭
タマノクルーズ
「たまの東海道」
タマノクノレーズ実行委員会「学びと遊び」をテーマに宇野港から「たまの東街道」山田に向けてのクルーズです。11/24(月)
宇野港~山田
    

玉野みなと芸術フェスタ2008~たまの東街道~基本計画(案)

≪おかやま県民文化祭協賛事業≫
玉野みなと芸術フェスタ2008~たまの東街道~
基本計画(案)
2008年9月24日
玉野みなと芸術フェスタ2008実行委員会
実行委員長 斉 藤 章 夫
  1. これまでの経緯
    宇野港をアートな港にすることを目標に2003年にスタートした「玉野みなと芸術フェスタ」は、宇野港界隈での4年間の活動を経て、昨年新たな展開を図るべく、玉野に残る「地の歌」をキーワードに市内各地域の文化や歴史を調査しました。調査の結果、「浜子唄」という地の歌とともに製塩の歴史を今に残す山田地区を選定し、「アートタウン山田」を開催しました。
     これらの活動を通じて、昨年は、各地域に自ら赴き地域の方々と語り合うことにより、宇野港界隈だけでなく、より広範囲な展開へ繋げることが出来ました。
     そして今年、そのメイン会場となった塩作り遺構としての建物・旧味野専売支局山田出張所とその文書庫が築100周年を迎えました。そこで今年は、これを記念して再度山田地区を中心に開催することにしました。
     さらに今年は、東児地区にも範囲を拡げ、玉野の東沿岸部一帯にスポットを当てた「たまの東街道」の開催を提案したいと思っています。

  2. 今年のテーマ「たまの東街道」について
     1800年代後半から1900年代初頭まで山田・東児地区は多くの塩田労働者等で賑わっていました。浜子たちが居なくなって久しい時が過ぎましたが、山田地区と東児地区には今も、ナイカイ塩業、雑穀農業、瀬戸内漁業、陶工房、鉄工所、工務店、電気店、マーケット、食堂等でイキイキと働いている方々がたくさん居られます。エコライフ玉野の拠点「蛭池」、ドッグビーチで有名な出崎海水浴場、芸術的な山田の獅子舞、水守神杜、塩竃神杜、無動院、四ノ御神杜、味野専売支局山田出張所とその文書庫等、歴史と由緒あるスポットも数多くあります。
     これらのスポットやイキイキと活動されている方々と共に玉野東部地区一帯を「たまの東街道」としてアート的展開を行うことが、昨年から引き続いて山田地区を中心として行う「玉野みなと芸術フェスタ2008」のメインテーマに相応しいのではないかと考えました。
     行く行くは、地域の方々や関係者のお力により、宇野港から東に向けて「たまの東街道53次」といったものを、発展的に作ることが出来ればと心ひそかに願っています。

  3. 玉野みなと芸術フェスタ2008~たまの東街道~で行うイベントの目的
     実行委員会では、昨年の山田地区での活動が一過性のイベントではなく、継続的かつ杜会的価値のある展開を図ることにしたいと考えました。イベント終了後も積極的に建物の運用に関わりを持ち、山田地区での新たな観光スポットを創造していくための展開を進めて行くこととしました。
     イベントの中心となった味野専売支局山田出張所及び文書庫が、今年築100周年を迎えることとなりました。さらに8月には山田まちづくり講座生の方々により、これらの建物を国の登録有形文化財に指定して頂くための申請が、玉野市教育委員会に提出されました。
     正に今その時に合わせて、新たな観光スポット「たまの東街道」を創造していくためのきっかけとなるような文化芸術的展開を進めて行くこと。それが今年、山田・東児地区を中心として行う玉野みなと芸術フェスタ2008~たまの東街道~で実施するイベントの目的と捉えています。